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2015/12/11

Gradle実行時のメモリオプション指定方法

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Gradleを実行する時のメモリを調整したい場合、いつでも
下記に説明されているようなorg.gradle.jvmargsを使えば良い
とつい最近まで思っていた。
https://docs.gradle.org/current/userguide/build_environment.html
しかしこのオプションが有効なのは、上記で説明されている通り
デーモンとして起動した場合だ。
デーモンとして起動しない場合は適用されないので注意。
だから、gradle.propertiesにorg.gradle.daemon=falseと書いておきながら
org.gradle.jvmargs=...とか書いていても意味がない。

デーモン起動でない場合にメモリなどのJVMパラメータを指定したい場合は
GRADLE_OPTS, JAVA_OPTSを使うといいらしい。
(これも上記ドキュメントで説明されているが)

先日、Travis CIでの実行時にのみメモリ調整が必要なケースがあり、上記の違いを理解した。
なおTravis CIならば、.travis.ymlに例えば

env:
  global:
  - GRADLE_OPTS="-Xmx1024m -Xms256m -XX:MaxPermSize=256m -XX:PermSize=256m"

とか書けばいい。

2015/12/06

AndroidのCIでbuild-toolsの新しいバージョンが見つからない場合の対処

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久しぶりにAndroid-ObservableScrollViewのAndroid SDKのバージョンなどを
アップデートしたが、Travis CIでもwerckerでもビルドが失敗してしまった。

もちろんローカルでは成功している。

API Levelの問題などではなく、build-tools-23.0.2が見つからなかったというもの。

結論としては、toolsを先にアップデートすれば良い。

2015/12/01

AndroidのテストタスクだけGradleでログ出力する

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久々のAndroid関連ネタ。
Android-ObservableScrollViewでは、なるべくカバレッジ100%になるようテストを書こうとしている。
しかしテストが増えてきたせいか、Travis CIでのテスト実行中に出力がない時間が10分以上続いてしまい、ビルドが失敗することが多くなってきた。
テスト系のタスクだけもう少しログ出力させられないか?
を解決する方法について紹介する。

まず、テスト系限定でなく、すべてのタスクに対して
INFOレベルでログ出力するのなら
Gradle的には以下のように–infoなどをつければいい。

./gradlew connectedCheck --info

しかしすべてのタスクがINFOレベルで出力されるのは
見づらくなるだけなので避けたい。

2014/05/10

android update sdkのfilterで指定できる項目名の確認方法

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Travis CIでビルドする場合などでは
コマンドラインでAndroid SDKをアップデートする必要がある。
この場合、

android update sdk --filter platform-tools

などとすると、必要な項目だけをフィルタリングしてインストールすることができる。

これまで、filterに使える名前として、ブログなどで使われている例を
そのまま試していたものの、新しい項目をインストールしたくなった場合
他に何の項目が使えるのかが分からず
.travis.ymlに何と書いてよいか分からず困った。

これを解決するには、以下で確認する。

android list sdk --all --extended

2014/05/05

[Android][Gradle] ライブラリプロジェクトのJaCoCoでのカバレッジ計測

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Android Studioがリリースされて以来、Gradleプラグインをしばらく使っていたものの androidプラグインがjavaプラグインと共存できないせいでいろいろとできないことがあった。

その一つが、カバレッジの計測。 4月末のAndroid Gradle Plugin 0.10.0のリリースでJaCoCoのサポートが追加され、ついにandroidプラグインでもカバレッジ計測ができるようになった。
http://tools.android.com/tech-docs/new-build-system

気づいて早速使おうとしたものの、上記ページに書かれている他は
ほとんど書かれているところがなくうまく動かず。。。
また、動かそうとしたのが単純なAndroidアプリケーションプロジェクトでなく
ライブラリプロジェクトであり、Eclipse互換の構造を保とうとしながら
作っていたせいかもしれない。

今回は、そんな条件であってもJaCoCoによるカバレッジ計測を可能にし、
Travis CIでビルドしてCoverallsでカバレッジを表示するところまで試してみた
という内容。※長いです。