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2015/03/28

Spockのthenで使える表現

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GroovyのテスティングフレームワークSpock Frameworkではthenの部分に合格条件を記述するが、一行で一つのbooleanを表現する必要がある。
JUnitのようにテストケース内に何を書いても良いフレームワークに慣れていると、どう書いていいかわからなかったりする。

以下に、thenに使えそうな表現をいくつか挙げてみる。

リストに条件を満たす要素が1つ以上存在する

list.any { 条件 }
または
list.find { 条件 } != null

リストに条件を満たす要素が1つもない

!list.any { 条件 }
または
list.find { 条件 } == null

リストAの各要素のxの値はリストBに含まれる値のみである

listA.every { it.x in listB }

リストの要素がすべて条件を満たす

list.every { 条件 }

ファイルが存在する

new File("パス").exists()

これは書くまでもないか…

ファイルの内容が文字列に一致する

new File("パス").text === """1行目
2行目
3行目
:
"""

""" """でくくられた部分はGroovyのGStringなので、
${変数名}の形で変数も入れられる。
注意したいのは、文字列の開始部分。
"""\とすると次の行から1行目の文字列を書いても
最初の改行は無視されるのだが、
これだとエラーがあった時にSpockがエラーを起こす。
つまり、

new File("パス").text === """\
1行目
2行目
3行目
"""

とも書けるが、テストが失敗した時に
Spockはこの表現を1行に連結して表示しようとするので
"""\1行目2行目3行目"""のようになってしまい
例外が発生してしまう。(そのうち直るとは思うが)

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